Ubuntu11.10にGIMPを、Windows7にPython2.6をインストール。

さて、環境の構築から。Pythonを勉強しようと思ったきっかけは、GIMPという画像処理ソフトの上で、Python-Fuというスクリプトエンジンを使ってみようと思ったからなのでした。というわけでGIMP環境を用意するのですが、手元にWindowsLinux(VMWareの上だけど)があるので、せっかくだから両方で使えるようにしたいところです。

まずはUbuntuから。10.10のDesktop版(32bit)です。個人的に11.10のUIはあまり馴染めないのですが、まあいいでしょう。

sudo apt-get update
sudo apt-get install gimp

これだけ。Ubuntuさまさまですね。これでGIMP2.6.11とPython2.7も一緒にインストールされます。
一応統合開発環境のIdleもインストールしておきます。

sudo apt-get install idle

これでOK。

で、Windowsのほうなのですが、こちらはGIMPPythonを認識させるために、あらかじめPythonをインストールした状態でGIMPをインストールする必要があるようです。こちらは会社で使っているバージョンがPythonの2.6だったため、念のためそちらにあわせておきました。

  • PyJUGさんからPython2.6のインストーラpython-2.6.6.msi
  • Gnomeの公式ページから補助ライブラリのpygtk-all-in-one-2.24.0.win32-py2.6を

落としてきて、インストールします。pygtkのほうが32bit版のPython専用らしいので、必然的にPythonも32bit版になります。
これにWindows版ヘルプと、Pythonのドキュメントをオフラインでも読めるようにするPythonSidebar-jaをインストールしました。どちらもPyJUGさんのダウンロードページにあります。

これらをインストールしたあとに、GIMPの公式ページからGIMP2.6.11のインストーラを落としてきて、インストール。起動時に勝手に日本語で起動してくれます。賢い。

起動した状態で、「フィルタ(R)」メニューに「Python-Fu」->「コンソール」メニューができていれば、OKのようです。

追記.Python公式だと2.6系は2.6.7が出ているようですが、今回は2.6.6でインストールしました。